未成年 借金契約 取り消し

未成年を借金した際の返済義務や債権者が闇金である可能性などについてまとめてご紹介していきます。

未成年の契約は原則 取り消しが可能ですが、取り消すためには一定の条件を満たす必要があります。

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未成年が取り交わした契約の場合には、原則として自由に取り消すことができると決められていますが、

契約した時点絵は未成年であったとしても、成人した場合など状況に応じて契約取り消しの可否が変わってきます。

また、未成年者が借金をしたからといって、借金契約の債権者が闇金であるとは限られません。

日常的にもさまざまな場面で未成年の借金は行われています。

そこで、今回のブログ記事では未成年者が借金をしたケースや未成年者が行った契約を取り消すための条件などについて詳しく解説していきます。

『未成年者にお金を貸す=闇金』とは限らな

未成年者にお金を貸した人々や法人が必ずしも闇金であるとは限りません。

一般の方であっても様々な状況で未成年にお金を貸すケースが見受けられます。

キャラ(真面目)

まずここでは、未成年者にお金を貸した債権者が未成年者に取り立てを行うケースなど、インターネット上でリサーチしてまとめたさまざまなケースをご紹介していきます。

弁護士ドットコムでは、以前にSNS掲示板で出会った未成年の女の子に対して貸し付けを行った人の借金を取り立てる権利や契約の有効性についての質問が見られました。

未成年にお金を取り立てることは可能か?

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去年SNSの掲示板で知り合った他県の未成年の女の子に15万貸したそうです。女の子は当時高校生3年生でした。

バイトをして月に2万ずつでも返すとの事だったらしいのですが、SNSはブロックされ携帯に電話しても出ない(おそらく着信拒否された)とのことです

女の子のバイト先と家の住所と自宅の電話番号はお金を貸した際に聞いてメモは取ってあるそうなのですが、未成年にお金を取り立てる事は不可能なのでしょうか

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請求は可能だと思います。ただ,未成年者の場合,取り消される可能性があります(民法5条)。

取消しの場合通常は渡したお金を返還請求できるのですが,未成年者の場合,そのお金を使われていると返還請求できなくなります(同法121条ただし書き)。

出典:未成年者の借金について | 弁護士ドットコム
引用元URL:https://www.bengo4.com/shakkin/b_268909/

以上のケースから考えると、債権者が借金の取り立て・支払い請求を行うことは可能ではありますが、

債務者である未成年の女の子が契約の取消を申し入れれば、借金取り立て・支払い請求の権利は失効・取り消されるものと考えられます。

未成年者が行った契約を取り消すための条件

民法で「未成年者が法定代理人の同意を得ないでした法律行為は、取り消すことができる」と決められています。
未成年者による契約を取り消すための条件
  • 契約時の年齢が20歳未満であること
  • 契約当事者が婚姻の経験がないこと
  • 法定代理人が同意していないこと

契約時の年齢が20歳未満であること

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未成年者が契約を行った際には、原則として契約を取り消すことができると定められています。

未成年者は成人と比較して判断能力が低いと考えられており、その状況で取り交わした契約の場合であれば取り消すことが可能です。

しかし、未成年の時点ではどのような契約を行う上でも、原則として保護者や法定代理人からの同意が必要となっているため、

未成年者が単独で契約を行うケースは稀有ですし、そうした条件でも借金契約を結ぶ相手は闇金である可能性も高まります。

契約当事者が婚姻の経験がないこと

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契約当事者が未成年であったとしても、婚姻の経験がある場合には未成年者だからといって契約内容を取り消すことはできない言われています。

そもそも、未成年者の時点で結ばれた契約の場合には、判断能力が十分ではないと考えられることが判断根拠となっています。

しかしながら、婚姻の経験がある、もしくは配偶者がいる場合には、成人並みの判断能力があると考えられるため、

基本的には未成年者だからといって、契約内容が取り消されることはないと言われています。

法定代理人が同意していないこと

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未成年者が契約を結ぶ際には、原則として『法定代理人』からの同意が必要となります。

未成年者であっても借金をしているケースは数多く見受けられますが、殆どの場合には『法定代理人』からの同意の署名が求められることがほとんどです。

また、実際に『法定代理人』が同意のサインをした上で借金契約を結んでいる場合には契約の取消は難しくなります。

なぜなら、未成年者単独で契約をした場合には、判断能力が低いという理由で契約内容を取り消すことが可能ですが、

『法定代理人』という成人からのチェックを受けた上で契約を結んでいれば、十分な判断能力を持った上で契約がなされたと考えられるからです。

しかしながら、借金契約書に『法定代理人』によるサイン・署名があったとしても未成年者が『法定代理人』を装って行った署名だと思われる場合には、

『法定代理人による同意の署名』があったとしても、例外として契約内容の取り消しを行うことができる可能性があります。

法定代理人を装って未成年者がサインした事実の証明や債権者がサインの信ぴょう性のチェックを怠ったことなどが争点となります。

さて、ここまでは未成年者が結んだ契約を無効するための条件について確認してきましたが、次に、未成年者が結んだ契約を無効化・執行させるための具体的な方法についてご紹介していきます。

具体的に取るべき行動

未成年者がお金を借りる契約をしてしまった場合には、適切な手続きを踏むことで契約内容の取り消しを行うことができます。
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法律的には、未成年者が行った契約内容は取り消すことは可能ですが、適切な手続きによって契約を取り消す旨を債権者に伝えなければ、実質的にはいつまでも借金の取り立てや請求はされ続けるようになります。

一般的な消費者金融、金融機関から未成年者が借り入れをする際には、原則として、保護者や法定代理人からの同意が必要となっています。

ですから、未成年者単独で借金契約が結ばれている場合には、おそらく債権者はヤミ金融業者であると考えられます。

ヤミ金融業者であった場合には、法律的な権利や条件を伝えたところで借金の取り立てや嫌がらせが止まることはないと考えられるため、法律によって債務の取り立てや催促を制限する必要があります。

未成年者が契約した借金を取り消す際の方法としては、大きく2つ考えられます。

未成年者の借金契約を取り消す2つの方法
  • 法律相談所に相談
  • 闇金対応もしている法律相談所に相談

法律相談所に相談

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未成年者が法定代理人を装って署名した場合であれば、一般的な金融機関、消費者金融などから借入をした可能性もあります。

こうした場合においては法律相談所で契約を無効にする正式な手続きを確認した上で、取消の手続きを完了させれば借金問題を解決することができます。

ただし、問題なのは債権者が闇金であった場合です。

闇金の場合には法律で定められている権利を無視して、嫌がらせや暴力行為によって借金返済を迫ってくることがあります。

そのため、万が一 未成年者が闇金から借金をしていた場合には闇金対応している弁護士事務所や司法書士事務所に相談して、問題の解決を図るようにしてください。

闇金対応もしている法律相談所に相談

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闇金の問題を解決するには、法律に頼ることが最善です。

警察は基本的に『民事不介入の原則』で動いでいますから、警察署に助けを求めても刑事事件でなければサポートを受けられません。

闇金は金利の上限を定めている『利息制限法』や『出資法』に違反している犯罪者であり、裁判所で訴えられれば、以下で示されている罰則のいずれかを課されることになります。

闇金に対して課せられる刑事罰
  • 10年以下の懲役
  • 3000万円以下の罰金

そのため、どんな手段を使ってでも借金を取り立てようと考えている闇金であっても 刑事罰が下されれば全く割に合わないため、

弁護士事務所や司法書士事務所に介入してもらえれば、即日 借金の取り立てや催促の電話を止めることができます。

ただし、法律相談事務所に闇金対応を委任する際には、闇金対応において数多くの経験や実績のある事務所を選ぶようにします。

法律事務所によっては経験の少ない弁護士か司法書士しかいない場合もあり、弱腰で闇金に対応していると対応が遅れたり、納得の行く結果が得られないケースも有ります。

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闇金対応において数多くの実績・経験があり、高い交渉力に定評のある法律事務所についてはコチラのブログ記事でまとめてご紹介しています。

最後に

未成年が取り交わした契約の場合には 借金契約などに限らずに、一定の条件を満たしていれば取り消し内容を無効化・取り消しすることができます。
キャラ(笑顔)

今回のブログ記事では、未成年者が取り交わした契約を取り消すための条件やヤミ金融業者から借金をしていた場合の対処法・対策についても解説していきました。

法律的には契約を取り消す権利があったとしても債権者に契約内容を取り消す旨を伝える必要がありますし、

ヤミ金融業者の場合には、法律上の権利にかかわらず嫌がらせや暴力行為によって違法に借金返済を迫ってくることがあります。

そのため、未成年者ん契約を取り消したい場合には、できるだけ早い段階で法律相談事務所に相談することが重要です。

キャラ(笑顔)

闇金対応において数多くの実績・経験があり、高い交渉力に定評のある法律事務所についてはコチラのブログ記事でまとめてご紹介しています。