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  • 債務整理をすると銀行口座が凍結されるの?
  • 銀行口座の凍結が解除されるまでの期間はどのくらい?
  • 銀行口座の凍結を解除するには手続きが必要?
  • 銀行口座凍結の原因と対策を簡単に教えてほしい!

借金問題に悩まされ、借金の完済が見込めない場合には債務整理を行うことになりますが、債務整理を行えば借金の返済額が大幅に減額されたり、返済額が帳消しになって返済義務から解放されるなど数多くのメリットがあります。

その一方で、債務整理の対象に銀行ローンや定期預金担保ローンなどが含まれていると それまでに利用していた銀行口座が凍結される場合があります。

キャラ(真面目)

それではまず、冒頭でまとめてご紹介したよくある質問に対してお答えしていきたいと思います。

銀行口座が凍結される原因は主に3つ考えられます。

銀行口座凍結の原因
  • 債務整理をする
  • 口座名義人が死亡する
  • 銀行口座の売買・譲渡(犯罪)を行う

債務整理をする

債務整理をすると必ず銀行口座が凍結されるわけではありませんが、債務整理の対象に銀行ローンや定期預金担保ローンなどが含まれる場合には当該の銀行口座が凍結される可能性が高いです。

また、銀行口座が凍結されたとしても2ヶ月から3ヶ月ほど経過すれば、自動的に銀行口座の凍結が解除されて これまで通りに使えるようになります。

ですから、あなたが特別に行わなければならない手続きなどは一切ありません。

そして、債務整理をした場合に銀行口座が凍結される理由に関しては、銀行からの借金の支払いができなくなった場合には、銀行側が預貯金口座を凍結して借金残高と口座預貯金を相殺することになります。

そのため、銀行側が口座預貯金と借金残高を相殺する手続きを行っている間は、自由にお金の引き出しができなくなるようになるということになっているのです。

債務整理の前にやっておくべきこと

給与振替口座は変更しておく

キャラ(真面目)

まず、債務整理の手続きを始めるまでに気をつけておくべき点は、債務整理対象の銀行口座が給与振替口座の場合には変更しておくということです。

債務整理の対象となる銀行ローンなどは日頃からよく使っている銀行であることがほとんどですから、債務整理対象となっている銀行を給与振替口座として使っている可能性は非常に高いです。

もし、給与振替口座が凍結されてしまうと給与が振り込まれてもお金を引き出すことができませんし、借金残高との相殺に使われてしまいます。

ですから、債務整理の手続きを始めることを決めたら 手続きを始める前に、あらかじめ給与振替口座を変更しておくようにしてください。

既に債務整理の手続きを始めてしまっている場合であれば、早急に給与振替口座を変更するようにしてください。

ちなみに、債務整理したからといって全ての銀行口座が凍結されるわけではなく、あくまでも債務整理の対象となっている銀行や系列の銀行などの口座のみが凍結されることになります。

口座名義人が死亡する

キャラ(真面目)

口座名義人が死亡した場合には、遺族が銀行に直接連絡せずとも銀行が死亡に気づいた段階で銀行口座は自動的に凍結されます。

たとえば、銀行口座名義人の死亡がテレビや新聞などのマスメディアで報道されたり、葬儀の際の看板などの情報源によって遺族から伝えられずとも口座が凍結されることになります。

なぜかというと、個人の銀行口座は遺産相続の対象となりますから 銀行が遺産相続の際のトラブルに巻きこまれることを防ぐ対策の一環だからです。

銀行口座が凍結されてしまうと、銀行口座名の変更や預金の引き出し、水道光熱費などの引き落としなどもできなくなってしまいます。

銀行によっては多少取扱が異なる場合があるようですから、銀行口座が死亡凍結されることを見越して あらかじめ利用している銀行に聞いておくと良いかもしれません。

自営業の方の場合には要注意!

以上のような対応だけでもかなり面倒ではありますが、自営業をされている方であれば さらに注意が必要になります。

銀行口座が死亡凍結されてしまっていると手形や小切手も決済できなくなってしまいますから、個人の行われていた事業を引き継ぐ場合には早急にその旨を銀行に伝えるようにしてください。

相続人の勝手な預金な引き出しも注意!

銀行口座の死亡凍結には以上のような面倒が点が数多くありますから、相続人があらかじめ預金を引き出してしまうこともあります。

しかしながら、当然個人の預金は相続財産に当たりますから、遺産相続の際に問題となったり税務署にお金の流れについて追求されてしまうことになります。

ですから、どうしても個人の銀行口座からお金を引き出す必要がある場合には、どれだけの金額をどういった目的で使ったのかを証明できるように領収書を発行・保管しておきましょう。

銀行口座の売買・譲渡(犯罪)を行う

キャラ(真面目)

ヤミ金業者からの借金取り立てを受けていると、借金返済の代わりに『銀行口座を売れ、もしくは譲渡しろ』といったことを言われることがよくあります。

絶対覚えておいていただきたいことは、あなたの名義である銀行口座を売買したり譲渡することは法律で禁じられています。

ですから、どれだけヤミ金業者に脅されたとしても、あなたの銀行口座の売買や譲渡だけは絶対にやらないように注意しておいてください。

売買・譲渡した場合のペナルティ

キャラ(真面目)

もし、違法行為であることを分からないまま銀行口座をヤミ金業者に売買・譲渡してしまったとしても あなたの銀行口座が全て半永久的に凍結されることになります。

何度もお伝えしますが、銀行口座の売買・譲渡は違法行為ですから知らなかったでは済まされません。

ヤミ金業者によっては 新しく銀行口座を作れば問題ない、法律的にも何の問題もない、といったことを言ってくることもありますが、決して騙されてはいけません。

さて、ここまでは冒頭でご紹介したよくある質問に対してお答えしていきました。

以下のブログ記事では、銀行口座に関する補足情報をまとめてお伝えしていきます。

銀行口座にかかわる注意点

キャラ(真面目)

ここまでお伝えしてきた内容で、債務整理に伴う銀行口座凍結の注意点は十分にお伝えしてきましたが、もう一度見やすくまとめておきます。

債務整理対象である銀行の口座は凍結の恐れ

債務整理の対象となっている債権が銀行のものであれば、その銀行の預貯金口座は非常に高い確率で凍結されます。

これは銀行側が借金残高と預貯金を相殺するための手続きを行う間は、債務者が自由にお金を引き出せないようにするためです。

2,3ヶ月ほどで自動的に凍結は解除される

銀行口座が凍結されたとしても、借金残高の相殺が完了すれば 2,3ヶ月程度で自動的に銀行口座の凍結は解除されます。

ですから、特に銀行口座を凍結された債務者が行わなければならない手続きといったものはありません。

最後に

今回のブログ記事では、債務整理に伴う銀行口座の凍結に関するよくある質問や注意点についてお伝えしていきました。
キャラ(笑顔)

債務整理を行う場合には、銀行口座が凍結されてしまうということは最低限 覚悟してあらかじめ対策をねっておきましょう。

特に、凍結の恐れのある銀行口座を給与振替口座として利用している場合には、事前に凍結の心配のない銀行口座に変更しておくようにしてください。

また、銀行口座の名義人が死亡した場合には、銀行が死亡の事実を把握した段階で自動的に凍結されてしまいます。

個人が自営業をされている場合には不渡り手形・小切手の原因にもなってしまいますから、少なくともこの点については銀行に連絡して滞らないように対処してもらいましょう。

さらに、銀行口座の売買・譲渡は違法行為となっており、罪の意識に関わらずにあなた名義での口座開設が永久的に困難になってしまいますし、既存の銀行口座は全て凍結されてしまいます。