任意整理,クレジットカード,銀行ローン

  • 任意整理をしてもクレジットカードは発行できる?
  • 任意整理をしても銀行ローンはこれまで通り組める?
  • 任意整理することによるペナルティーを知っておきたい。
  • 任意整理をした後のクレジットカードの代わりになるものはある?

任意整理をすると信用情報機関のブラックリストに登録されるために、一時的にクレジットカードや銀行ローンを組むことができなくなります。

それでも、クレジットカードはインターネット上での買い物や分割払いなどで必要になりますから、使えなくなると非常に不便を感じるはずです。

キャラ(真面目)

債務整理をした直後には、クレジットカードを発行したり銀行ローンを組むことは基本的にできません。

クレジットカードを発行したり、銀行ローンを組む際には個人の『信用情報』といったものがチェックされます。

任意整理は金融事故の一種ですから、任意整理するとあなたの『信用情報』が銀行やクレジットカード会社のブラックリストに掲載されてしまいます。

信用情報機関は大きく3つに分けることができます。

 CIC
(割賦販売法 賃金業法指定信用情報機関)
JICC
(株式会社信用情報機構)
JBA
(全国銀行個人信用情報センター)
掲載期間5年5年10年
加盟団体主に、消費者金融主にクレジットカード会社主に銀行

それぞれの信用情報機関に掲載されてしまうことが『ブラックリストに載る』ということですが、それぞれ金融事故の内容にもよりますが数年から十数年ほどで情報は削除されます。

任意整理であれば そこまで大きな金融事故ではありませんから、3年から5年ほどで信用情報機関のリストから削除される場合もあります。

その一方で、自己破産などの大きな金融事故を起こしてしまうと最長で13年ほどブラックリストにあなたの信用情報が掲載され続けることになります。

ブラックリストに掲載されていると、インターネット上の決済や分割払いができないので非常に手間がかかることになってしまいます。

たとえば、海外旅行の計画を立てていて、航空券を購入する時にもクレジットカードのインターネット決済は必要になってきますよね。

クレジットカードが使えなくなると、インターネット上の決済は全て銀行振込を利用しなければなりませんから、毎回 入金する手間がかかってしまうことになります。

デビットカードを使う

クレジットカードが使えない際の代替案としては、デビットカードを発行するという方法があります。
キャラ(真面目)

デビットカードを使う場合には、あらかじめ連動する銀行口座にお金を入金しておく必要があります。

クレジットカードは決済の段階で手元にお金がなかったとしても、引き落とし日までに登録してある銀行口座に利用した分の金額を入金しておくといった違いがあります。

ですから、デビットカードの場合にはあらかじめお金を銀行口座に入金しておく手間がかかりますが、クレジットカードのようにインターネット決済ができるようになります。

アマゾンや楽天などで頻繁に買い物をする方であれば、デビットカードは非常に役に立つはずです。

分割払い・キャッシング・リボ払いはできない

キャラ(真面目)

デビットカードの場合には、あらかじめ銀行口座に入金しておくことでクレジットカードのように使うことができます。

ただし注意点としては、クレジットカードであれば利用できる『分割払い・キャッシング・リボ払い』はデビットカードでは利用できないことは覚えておきましょう。

デビットカードはあくまで、決済に必要な金額を一度に支払うことが原則となっています。

たとえ、今月分の支払いができたとしても、来月・再来月の分割金額を確実に支払ってもらえるかは判断できませんからね。

だからこそ、高校生や以前に任意整理・自己破産などの金融事故を起こした方であっても審査の必要なく発行することができます。

ですから、ブラックリストに掲載されてしまった場合には、まずは掲載期間が終了するまではデビットカードを代用して生活していきましょう。

続いては、ブラックリストに掲載されているのかどうかをチェックする方法についてお伝えしていきます。

信用情報に掲載されているか確認する

キャラ(真面目)

任意整理や自己破産などの手続きを終えた直後であれば、ブラックリストに掲載されていることは確実です。

ただし、金融事故から数年経過した場合には、まだ掲載されてるのかどうか曖昧になってくるはずです。

また、ブラックリスト掲載期間にクレジットカード発行の申込みなどを行ってしまうと、掲載期間が延長されてしまうリスクもあります。

ですから、金融事故以降にクレジットカードや銀行ローンの申込みを検討する場合には、まず初めにブラックリストから削除されたかどうかをチェックしましょう。

先程もご紹介しましたが、以下の主な信用機関の公式ホームページへ移動すれば、ブラックリストへの掲載の有無を確認する申し込みができます。

 CIC
(割賦販売法 賃金業法指定信用情報機関)
JICC
(株式会社信用情報機構)
JBA
(全国銀行個人信用情報センター)
掲載期間5年5年10年
加盟団体主に、消費者金融主にクレジットカード会社主に銀行

信用機関によっては無料で情報を開示して貰える場合がありますし、場合よっては開示手数料もかかることがあります。

信用機関からブラックリスト情報を開示してもらって、あなたの信用情報がブラックリストから削除されていることが確認できたら、クレジットカードの発行や銀行ローンの申込みをするようにします。

クレジットカード・銀行ローンの審査が通らない場合

キャラ(真面目)

信用情報のブラックリストから個人情報が削除されたとしても、場合によってはクレジットカードや銀行ローンの審査が通らない場合があります。

原因としては、主に以下の2つが考えられます。

審査が通らない2つの理由
  • 債務整理の対象だった銀行・クレジットカード会社
  • クレジットヒストリー

債務整理の対象だった銀行・クレジットカード会社

キャラ(真面目)

たとえ信用情報機関からあなたの信用情報が削除されたとしても、債務整理の対象となった銀行やクレジットカード会社では審査が永久に通りません。

ですから、ブラックリストから信用情報が削除されたにも関わらずに、クレジットカードや銀行ローンの審査が通らない場合には、該当の銀行やクレジットカード会社が債務整理の対象であったかどうかを確認してください。

クレジットヒストリー

キャラ(真面目)

クレジットカードの種類や銀行ローンの金額などによっては、ブラックリストへの掲載の有無だけでなくクレジットヒストリーもチェックされます。

クレジットヒストリーとは、これまでのあなたのクレジットカードや銀行ローンへの支払いの履歴のことを指します。

たとえ、ブラックリストに掲載されていなかったとしても、これまでに一度もクレジットカードや銀行ローンを利用したことがない相手に対しては、銀行やクレジットカード会社も慎重になります。

また、クレジットカードのブラックカードなどの所有しているだけでもステータスになるようなものであれば、それまでの支払履歴から信用できるかどうかが判断されます。

クレジットヒストリーが全く無いことが原因でクレジットカードや銀行ローンの審査が通らないと考えられる場合には、まずは審査基準の低いクレジットカードを発行してから少額から分割決済の支払履歴を構築していくようにします。

たとえば、月々の水道・光熱費や携帯代の支払い方法として、クレジットカードを選択しておくことで、毎月少しずつクレジットヒストリーを作り上げていきます。

半年から1年間ほどのクレジットヒストリーができれば、銀行やクレジットカードも信用に値すると判断して、それまで審査の通らなかったクレジットカードや銀行ローンの審査も通るようになるはずです。

クレジットヒストリー構築における注意点

キャラ(真面目)

ただし、クレジットカードの延滞などが頻繁に起きてしまうと、低評価の原因となるクレジットヒストリーが残ることになります。

任意整理や自己破産などの大きな金融事故を起こさなかったとしても、クレジットカードの延滞などを頻繁にしていると信用情報に掲載されてしまう場合もあります。

既に発行されているクレジットカードは使用し続けられる場合がほとんどですが、クレジットカード料金の延滞が続いていると、クレジットカードの新規発行などにおいては審査が通らないこともあります。

クレジットカードや銀行ローンなどの月々の支払い履歴は信用情報に関する履歴書のようなものですから、今後は延滞などは極力しないように月々の支払いもしっかりと管理するようにしましょう。

最後に

今回のブログ記事では任意整理以降のクレジットカード発行・銀行ローンの申込みに関するよくある質問についてお答えしていきました。
キャラ(真面目)

任意整理や個人再生、自己破産などの債務整理は金融事故の一種であり、この事実は信用情報機関に3年から最長で13年間掲載されます。

信用情報機関のブラックリストに掲載されている間は、クレジットカードの発行や銀行ローンの申し込みの審査は原則として通りません。

また、ブラックリストに掲載されている間に審査を受けると、掲載期間が延長されてしまうリスクがあります。

ですから、金融事故を起こした後にクレジットカードの新規発行や銀行ローンの申込みを検討する場合には、あらかじめ信用情報のブラックリストから削除されたことを確認してからにしましょう。

また、ブラックリストからあなたの信用情報が削除されたとしても、クレジットヒストリーが皆無のために、クレジットカード発行・銀行ローンの審査が通らないこともあります。

こうした場合には、まずは審査基準の低いクレジットカードを発行して、月々の携帯料金や水道・光熱費の支払いにクレジットカードを利用することで信頼性の高いクレジットヒストリーを積み上げていくようにしてください。